2014年09月08日

インド(最後)

無知識でインドへ行くことは、絶対にやめたほうがいい。


今ではインターネットが発達していて、とても詳細な現地の知識を得ることができます。


知らない土地へ行く時は、必ずインターネットで現地情報を仕入れていくのが常套手段ですよね。


ただ僕は、今考えると本当にくだらない、糞みたいなポリシーで行動していたため、現地情報を全く仕入れず、最悪の状況になりかけました。

そのポリシーとは、「僕は自分の目で見たものしか信じない。」ムーミンに出てくる旅人、スナフキンの名言です。頭の悪い僕は、その名言を曲解し「事前情報は全く仕入れず、行ってみて自分の肌でそれを感じて、判断するべき。」というふうに解釈していました。


これは、台風がくるぞーって言ってる人がいるのに、対策を全くせず、台風が危険だって誰が決めたんだ!俺は実際に台風に遭ってみて、それから判断するぞ!と言っているようなもの。


スナフキンが言いたかったのはそこじゃない。事前に情報を仕入れて対策を練るのは、人として当たり前の行動。人として当たり前ができた上での、そこから先の、精神的な物の見方をスナフキンは説いているんだと。インドに行って、被害に逢って、その時ようやく気付いたのです。


さらに、僕の性格は適当なので、あまり確認をしません。なんとなくそうだろうで済ましてしまうことが多い。一度、航空券を確認せず、羽田と成田を間違えて、大変なことになったこともありました。





さて。


本題はここから。インドに行って、事前情報を全く仕入れず、なんとなくで向かった先は、コルカタのサダルストリート。ここにバックパッカーがたくさんいるということでタクシーに連れて行ってもらったのです。


サダルストリートに着くなり、色んなインド人が声をかけてきます。

一緒にチャイ飲まない?


初対面のインド人にチャイを奢ってもらい、友達が出来て良かったとインドの旅がようやく楽しくなり始めてきました。


そして、そいつが言うには、「海外から来た人達にインドを好きになって欲しい。だから親切にするんだ」とのこと。



サダルストリートで数日過ごし、声をかけてきたインド人に観光に連れてってやるよ、と言われ、別に観光なんてしたくなかったのですが、そのインド人が親切だったので、ついていくことにしました。


翌日、なぜか彼の友達が一人増え、彼らと共にコルカタの街を観光しました。僕は、正直言って観光地は人がいっぱいいて疲れるし、大体遺跡か珍しい古代の〜とかで、そんなに興味ないし面白くもないしであまり好きではありません。

ですが、現地の人と仲良くなって、その人たちと楽しく過ごすのは好きなので、彼らとの交流を目的に連れてってもらうことにしたのです。彼らは、タクシー代とかも払ってくれたし、とても親切だった。ただ、なぜかしきりにカードを持ってるか?日本のカードってどんなのなんだ?ちょっと見せてくれ。と聞いてくる・・・この時は特に疑問に思いませんでした。



さらに明日、また会えるか?と。僕は完全に彼らを信頼し、友達だと思い、快くOKと言いました。


翌日、彼らを待っていると、なぜかまた1人増えていました。しかもこいつは日本で働いており、休暇でインドに来ているんだとのこと。社員証も持っていた。

今日はお土産とかも紹介するから、手持ちのお金を降ろしといたほうがいいよと言われ、銀行へ。なぜかATM操作をしていると後ろに立っている。え?何?というと別にーといった感じで離れていった。?となったけど、特に気にしないことにした。


コルカタから、どこか別の場所に行く予定はあるのか?と最後に合流した日本語堪能なインド人に聞かれ、まだ決めてないと言うと、俺がお前の旅を満喫させてやるよ!と言って、コースを決めてくれた。コルカタからデリーへ、途中に色々な観光地を巡る旅。鉄道会社に早速電話し、しめて24000ルピーだという。手続きは全部彼がしてくれるとのこと。この時はインドって物価が激安の割に鉄道だけはめっちゃ高いな・・・としか思わず、彼が詐欺師だなんて微塵も思わなかったのである。

うーん、考えとく。と言うと、今ならまだ席が空いてるから、これ埋まっちゃったらもう席取れないかもしれないぞ!と言われ、特に行きたくもなかったので、じゃあいいやと断った。今思えば、NOと言える日本人で良かった。適正価格のウン十倍で旅するところだった。



そういった「??」となる行動が多々あったものの、適当な性格の僕は特にそれを気にすることもなく、彼らと行動を共にしていた。



数日後、4人で映画へ。


インドでは、外国人が映画を見るには、カードのコピーが必要なんだ。コピーしてきてやるよ。と言われ、僕はカードを渡しました。

さすがにこの時点で、あれ?なんかおかしくね?と気付く僕。彼らと別れた後、ネットカフェで調べると、出てくるわ出てくるわ。同じような手口の詐欺。心当たりがありすぎてちょっと笑ってしまった。


おそらく、カードはスキミングされており、僕が彼らと別れたら、金を抜かれる。この土地を急いで離れて、カードを停止しなければいけない。

その日に翌日発の航空券を速攻で買い、カード停止の手続きへ。幸い、もうひとつのカードは奴らにバレていないため、しばらくはそれで過ごすことに。



これが僕の出会った詐欺集団。他のインド人たちにも色々やられたけど、インドで一番多くの時間を共にし、詐欺られそうになったのはこいつらだった。幸いなことに実害は出なかったが。(むしろチャイとかタクシーとかおごってもらった)



インドに行く前に、インドは詐欺師だらけっていう情報を仕入れておけば、こんなにインドを嫌いになることはなかったはず。もう二度とインドへいくことはないと思ったし、日本でも、インド人経営のカレー屋は避けるようになった。さすがに日本でインド人が困っていたら助けるけど、インド人と積極的に関わることはもうない。

全ては僕の糞みたいな間違った解釈のポリシーから招いた準備不足、情報不足が原因。インド人も悪いが、僕も悪い。このことを反省し、生きていきたい。


くそっ、インド人の作った本格カレーが食べたい。しかしインド人に関わりたくないから食べに行けない。
これもまた、僕の糞みたいなポリシーによって招かれた弊害である。




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posted by ゆうだい at 19:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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